ルワンダ｜ンカラ　ソイル プロジェクト

Soil  Projectとは

ルワンダのコーヒー生産の課題となっている「慢性的な肥料不足」「土壌の疲弊」を解決するためにONIBUS COFFEEがDukunde Kawa協同組合の農学士と所属農家と一緒に取り組んでいるプロジェクトです。
現地と連携を取りながら検証を重ね、2023 年の訪問を機に本格始動しました。
コーヒー生産の副産物であるコーヒーパルプを、現地で調達できる落ち葉、米糠などと混ぜ合わせて微生物のはたらきで発酵させ、有機の完熟堆肥を作り、コーヒーツリーに施肥するものです。
コーヒーの生育に望ましい栄養分を土中に戻すことと、微生物の多様化による土壌環境の改善を期待しています。
農家自身が有機堆肥を作れるようになることで、輸入肥料に依存せず、持続性のあるコーヒー生産を可能にすることを目指しています。
初年度は Dukunde Kawaに所属する1193世帯を対象とし、堆肥作りのトレーニングを実施しました。
翌年は、対象農家数を 60 世帯に絞り、重点的にトレーニングを行うとともに、プロジェクトロットの作成を要請しました。2024 年の収穫分から、主に実際にコーヒーパルプ堆肥を施肥したチェリーで構成されたコンポストロット(=SOIL PROJECT LOT)ができました。
堆肥の効果が、味わいや収穫量にどのようにあらわれるか引き続き見守っていきます。

ブラインドでカッピングした際もSoil Projectのロットが本当に美味しかった。

今後もプロジェクトは継続されるとのこと。
こちらとしても継続してお取引させていただきたい素晴らしい取り組みだと思います。